「えっ?ホントにいいの!!」



ユウリは身体を起こし、ぱっと目を輝かせた。



「クスッ…今までぐったりしてたのが嘘みたいだな」



「あっ…嬉しくて」



「何だか悔しいな…」



劉兒はユウリを引き寄せると、噛みつくように唇を奪った。



俺に溺れろ!いや…溺れているのは俺の方か…



劉兒は、ユウリの柔らかな唇を強引にこじ開け思いをぶつける。



何度も繰り返される熱い口づけに、ユウリの意識は朦朧としていた。