「ちょっと、もかちゃん?」




フリフリの服を着た、萌え声の人種が私の肩に手を置いた。




「初日だからって、緊張しなくていいのよ?」




その人種はニコッと笑った。




ぞぞっ!!




「やっぱ、ムリーっ!!!!!」




私は頭をかかえて控え室へ逃げ込んだ。