黒い大きな犬

左肩が激しく痛む。僕の意識はぎりぎりで保たれている。
「ウヒョ! ここが痛いんだね?」
パーシーが左肩の傷口にそっと顔を近付ける。そしてくんくんと嗅ぐような動作をする。すると、痛みはあっという間に引いていく。