「…どうかしたか?」 向き直って、あたしの頭に手を乗せて聞いてくれた。 「今日……誰もいなくて…」 「さみしーの?」 「!」 うおー。 直球ですなー。 さっすが先輩ですなー。 「……」 こくっと分からないくらい小さく頷いた。 「……」 「……」 や、やっぱりダメ…? 先輩がいつまでも黙っているから、諦めて腕を離した。 「……夕飯えび団子がいい」 「…!」 俯きかけた頭を、パッと上げた。 優しく笑う先輩の顔…。 「先輩大好き!」 思わず、ここが外ということも忘れて飛びついてしまった。