「次の曲どんなのする?」 「僕、ドラムのソロ入れたい!!」 「いいですね、ドラムは迫力がありますし」 ただ今、絶賛会議中☆ まぁ、そろそろ出す時期だしね。 てことは学校ない♪やったー!! ま、その分曲作んなきゃいけないけど 「零乃は今回作んの?」 「作るけど保留かも」 「そーか…おめぇは最高のモン作るけど遅いよなぁ…」 「うちの子は難産ですから…一回家帰るわ、放課後には戻る」 私はケータイを持って屋上へと向かった。 そして、自宅と書かれた番号にかけた。