海はすぐに「自分で払うよ」と言った。 海は、私のおでこをデコピンして、 「バーカー。女に払わせるような教育は受けてねー。ほら、行くぞ。 渉と実桜はもう廊下に行っちゃったし。」 海は、私の腕をさりげなくつかみ、渉たちの後を追った。 海にデコピンされた場所と掴まれている腕が熱い。 さりげなく、言ったあの言葉、私は嬉しかった。 海はとてもイイ両親に育てられたのだと感じだ。