7つ上の翔太先生。

「でも…先生はおっさんだけど…私は子供っぽいかも。」



先生は答え合わせの途中で手を止めた。


「なんで?」



「だって…私、わさびも食べれないし、珈琲も飲めないし…」



私は苦いものや辛いものが苦手。

ゴーヤは今年の夏親に鍛えられて克服した。


だけど、やっぱり美味しくはないと思う。


先生が好きだったらきっと、まずくはないのだと思う……



「うわぁーおこちゃま。」


キュン


先生が言った一言。


意外な答え方だった。


はじめて私をからかった先生をはじめてみた……


やばい、またキュンってときめいた。



案外S?なんて思う私の口から出た一言。


「……おちゃまじゃないもん。」



はじめて使った先生へのタメ口。

ふてくされた私を見て先生は


私のやっていた数学のプリントを片手に私の横に座った。


「そうそう、これが間違ってたんだ……これね………」



話を変えられてしまったけど…。


そんな先生と私、少し距離が縮んだ気がした。






―――それは私だけですか?