7つ上の翔太先生。

「おお…」と先生はいつもの落ち着いた声で言った。



私はかなりの臆病者でお化け屋敷や暗いところが苦手。



「うう…びっくりしたぁ…」



変な声を出している私の横で先生は笑っていた。




「大丈夫だよ。」




先生は自分のケータイを取り出してプリントを照らしてくれた。




そんな些細な気遣いが好き。



でも…少し安心したよ。



先生が横に居るだけでも…安心できるんだね。







「おっ、ついたついた。」



電気がやっと付き、勉強を再開する。



先生のケータイは何処の機種かわからないけど、



茶色だった。


ケータイには何も付いてなく、シンプルな男の人って感じのケータイだった。