7つ上の翔太先生。

教材がいっぱい置いてある台の前に何人か先生が立っていた。


その台の前は



『答え合わせ机』と私が勝手に名づけた。




「こんにちは…」



一斉に私に視線が向けられる。



「こんにちは。」


と先生たちが口々に言う。



その答え合わせ机の前に多田先生は立っていなかった。



空いてる席を見渡すと先生の姿が見えた。




「あっ、こんにちは。」



といつもの挨拶。


「こんにちは、」と返す。


今日の先生の服装は正装っぽく、


赤っぽいカーディガンの下にワイシャツを着ていた。


私が持っているカーディガンと少しデザインが似ていた。



なんだかそんな些細なことが嬉しかった。



また鼻血出そう…