7つ上の翔太先生。

――そして…運命の水曜日が来た。




ガンガンガン



古びた階段を駆け上がる…


早くバスに乗ったお陰で


いつもより30分早い。




『百合ヶ丘』と書かれたドアの前で


深く深呼吸をする。



「…スーハー…」


ドキドキドキ



よしっ、今日も勉強頑張ろう。



そう自分に言い聞かせて塾のドアを開けた。




「こんにちは。」