7つ上の翔太先生。

「で…今日は何をやるの?」


私はさっき塾長から貰ったプリントを鞄から出した。



「明日中間テストなんですよ…それで、国語を…」


私は多田先生にだけは話せるようになった。


だって、先生は優しかったから。






「おっ、じゃぁやれるとこまでやっといて。」



「あっ、はい。」




そういって私の前からいなくなった。




先生は違う生徒のところに勉強を教えに行った。





なんだかそれが寂しくて仕方なかった。