7つ上の翔太先生。


「じゃあ、俺弟に頼まれてるから。こっちで」



「えっ…あっ、あの!!!!!!」


と先生はちょこっとだけこっちに振り向いてくれた。



「あの、これ…一週間早いんですけど…バレンタイン、………受けとって、もらえ、ます。か?」


と、袋の両側の端っこを持って先生の方に差し出した。



途切れ途切れの言葉になっちゃったけど、




私の思い伝えられたかな?


「……ふふふ、ありがとう。やっぱり俺用かーっ。」



えっ?!先生、気づいてたの??


「えっ…あっ…はい。いつもお世話になってるので!!」



本当は好きっていう気持ちを伝えたかったんだけどね。



「ありがとう!じゃあ、気をつけてね!!!!」


と先生はいつもの声より高かった。




「はいっ!!さようならっ!!」




と大きな声で挨拶をした。