7つ上の翔太先生。

暇つぶしにケータイを弄る。



すると、誰かが階段を下りる音が聞こえてきた。




「今日はお迎え?」




先生だ。




「はい。なんか来てくれるみたいで……」




「じゃ、お先に。」



「さようなら。」





―――今日で会えるのが最後だよ。




そう心の自分が言った。




先生はいつものように帰って行った。



















私は先生の背中を見ることしかできなかった。