7つ上の翔太先生。

「ドーナッツ屋寄って行かない?」


「あっ、うん♪」


夜にドーナッツ屋に中学生が入る。



太りそうだけど、この時だけ…





翔太先生のことを忘れられた気がした。



好きなもの食べて…


好きなことして…


好きな格好して…




翔太先生に可愛く思われたくて…



いつも私服で行ったり、


少しでも先生が好きそうなお菓子を持っていったり、




百合ヶ丘塾に行かなかったら今頃先生とは出会わずに…



平凡な毎日を過ごしていたかな?



こんなに辛い思いしなくても良かったのかな?





―――これが私が選んだ正しい道なの?