そっと扉を開けると、中では女と裸で抱き合っていたが、爆発のショックで膣痙攣を起こし、抜けなくなった男根を痛そうに引き抜こうとしている、弟のロングが居た。


俺は女の頭に一発打ち込み楽にさせてやった。


すると、やっとそのものは開放された嬉しさから発射してしまった。


情けない格好をシーツで隠そうとするロングに、


『ピーチャイ クン ピアット ユーティーナイ ワ?』
(さぁ、兄貴のピアットは何処だ?)


と、男根目掛けて一発打ち込むと、両手を頭の上で合わせて、何度も懇願しながら鼻水とゆだれと涙をぼろぼろ流しだした。


そして、


『ピーチャイ ポム パイ ジープン ナ クラップ!
キッドワー ユー ナイ ヒガキ デゥワイカン。
ロコ プンニー カップ ティー ニー ナ クラップ!』
(兄貴は日本に行ってるんだ。多分日垣と一緒だ!そして明日帰って来る。)

そこまで聞いてから、


『ゴーホック メダイ ナー!
プー チン ノイ!』 
(嘘をつくな!本当の事を話せ!)


と言って、ロングの足の親指を吹き飛ばしてやった。


そうしたら、真剣に涙を流しながら

本当だ!信じてくれ!

と連発するので如何やら本当らしい!


兄貴が帰ってきて弟のロングを見たら驚くだろうな?


と思いながら、トリガーをユックリ引いた。


喉の奥から舌が飛び出しそうなくらい、口を開いて叫び声をあげる瞬間に、口の中に弾丸は飛び込んで行き、後頭部から38口径の弾頭が飛び出していった。


屋敷を出て、建物の横にあるプロパンガスのボンベに向けて手榴弾を1個転がしながら車の陰に隠れた。


数秒後、ものすごい音と共に屋敷は吹っ飛んでいき、燃え崩れ落ちた。