「聞こえちゃったならしょうがねぇな」
「え…?」
明らかに動揺している女子をソファーに座らす。
俺は彼女の前で話しだした。
「俺、本当は女が嫌いなんだ。学校で王子とか言われてる俺はツクリモノ。」
「…そうみたいですね。柏木君…ですよね?」
俺の名前知ってるみたいだし、同級生か?
「あんた名前は?」
「D組の岡田桜です」
岡田…桜?
…どこかで聞いたことあるような…
「で、岡田さん…今までツクリモノの俺で過ごしてきたのに、さっき君に本性がばれてしまった。」
「は、はぁ…」
「俺、君にさっき聞かれたことバラされたら困るんだよね」
「なっ、私ばらしたりしませんよ!それに…」
それに?

