Taboo Apple ~side Ryota~

「龍ちゃん」



この春からりんごは高校生になる。この日もりんごは春休みを利用して掃除に来てくれていた



「ねぇ~取材って何の?」



「中学生の妊娠」



ある目的のためとはいえ、正直あまり受けたいと思う仕事ではなかった。


りんごにはじめてあった頃はまだ、こういった仕事が多かったが、最近では比較的堅いというか社会的ものを書くことが多くなってきていた



「ふーん」



「ふーんって、自分と変わらないこの妊娠聞いて驚かないのか?」



「私だって済ませてるし」


飲んでいたコーヒーが器官に入り、咳き込んだ



「り、りんご?」



兄さんが聞くと、気を失いそうな台詞だ。



「別に普通だと思うけど?」



「兄さんには言うなよな」



「言わないよ」



笑ったりんごの顔は初めて会った時の面影を残したまま、綺麗になっていた