「良いんじゃね?秀司はなんて言ってんの?」



視線も合わさず3杯目のグラスに口をつける



義姉は甥である秀司を生んだときに亡くなっていた。




もう15年。充分だと思う。




それに、秀司ならともかく俺に了解を取る必要はない。






口を出すつもりはないし、報告は再婚後でも充分だ。