「まだ帰ってなかったんだ?」 「…はい。でも、これ飲んだらすぐに帰ります。」 期待が大きく外れてしまった絶望感と、すぐにスイッチが入ってしまった人見知りで きっと今の私は飯島チーフから見たらカナリ無愛想だろう。 それでも、こんな私のあからさまな態度に気付かないほど鈍感なのか この微妙な空気に気を使ったのか 飯島チーフはニコニコ愛想笑いをふりまいて見せた。