「でも、今日の歓送迎会、遅れて良かったかも。」 「…なんでですか?」 「辺見さんと仲良くなれたし。」 そんな事をサラっと言われると… ドキドキが止まらなくなる。 「わ、私もですよ。 私、人見知り激しいんですけど、矢口チーフが話し上手なので、気楽に話しができてうれしかったです。」 「話し上手?俺が? 俺もカナリの人見知りだよ?」 ツラっと言いのけた彼を思わず不信の眼差しで見つめる。