誰よりも愛してる


「なにやってんのよっ…」


「だって美沙子が変な事言うからっ!」


慌てて箸を拾いあげる。


こんなトコ見られてたら恥ずかしいじゃんか…。


少しだけ熱くなる頬。


横目でチラっと彼を盗み見たら、彼が可笑しそうに私を見ながら笑っていた。



「み、見られてたぁ…。」