誰よりも愛してる


「だって俺、イケメンじゃないし既婚者だもん。」


「ああ…そうですよね。」


『既婚者』その言葉が

ナイフの様に胸に突き刺さる。


「あっ!!」

「なんですか?」


「やっぱり辺見さんお世辞だったんだ。」


「何が?」


「俺をイケメンだって言ったくせに俺が否定しても『そうですね』って言った。」


私をからかうようにフてくされる彼。