誰よりも愛してる



「私…どんなに最低でもあなたが好き…」


「俺だって…

君と家庭を築けていたら…どれほど幸せだっただろう…。」


「やっぱり、あなたは私を最後まで優しい嘘で傷つけるんだね…。」


「嘘なんかじゃない…

結ばれない赤い糸でごめん。それでも…

俺は君の事、忘れない。」


「嘘つき…」


「嘘なんかじゃない。

この先、どんな時だって君を想いながら生きてくよ…」


繋がる小指が静かにほどけていく。