食事も喉を通らず、いつの間にか日付をまたいでいた。 矢口さんは…今頃どうしてる? 奥さんと喧嘩? それとも和解して、もう二度と私に会う事は無い…? 不倫の相手が私だってバレた? 目まぐるしく頭の中を色んな事が浮かんでは消えてく。 ピンポーン!! 突然鳴ったインターホンに体がビクッと反応する。 「矢口…さん?!」 きっと矢口さんだ!! 勢いよくドアを開けると、そこには疲れた顔の彼がいて すぐに私を抱き寄せた。