「辺見さんだって悪い女だよ」と彼も鼻で笑って 顔を見合わせて、声をださずに二人で笑った。 「今日はまだ、一緒にいてくれるんですよね?」 「居てもいいなら居るよ?」 「じゃあ、私の風邪を伝染してもいいですか?」 「…いいよ。二人で同じ風邪をひくのも悪くない。」 風邪をひいてるなんて嘘なのに、優しく笑った彼にキスをした。