「そんなに、体調が悪いなら直ぐに早退して大丈夫だよ?」 涙をボロボロ零して早退を願い出た私に、飯島チーフはおろおろしていた。 「明日も、もし体調が悪ければ休んでくれてかまわないからね?」 「…すいません。」 奥のディスクで心配そうに私を見てる美沙子が見えた。 けれど私は彼女にも何も伝えずに会社から逃げるように帰ったんだ。