「奈緒子っ!! あれって矢口チーフじゃない?!」 お会計をしている私に、美沙子は驚いた様子で窓際のテーブルを指差した。 「矢口さん…どこ?」 お昼に交わしたメールでは、外食するような事は言ってなかった。 不思議に思い、覗いて見ると そこには、矢口チーフと、彼と同じくらいの女性と小さな女の子が向かい合いながら座っていた。