誰もいない静かな休憩室。 時計の音と夕日で赤く染まった窓が なんとなくセンチメンタルな気分を誘ってきた頃、廊下を勢い良く走る音が近付いてきた。 「慌ただしいな…」 休憩室の入口を覗いたのと同時に、風のように入って来たのは矢口チーフで バッチリ目が合った私は言葉に詰まって、お茶を一気飲みした。