「意地悪。」 「意地悪したくなっちゃうんだもん。」 申し訳なさそうに言う彼に、本当は本気で怒ってるわけなんかない。 意地悪でもいい。 かまってもらえる事がくすぐったいくらい嬉しいの。 「手、切っちゃったんだから夕飯は俺が変わりに作ろうか?」 「料理、できるんですか?!」 驚いた私に「失敗した事はない」と得意げな彼。