「…奈緒子、最近へんだよね」 「えっ?どこが?」 美沙子がメニュー表を見ながらチラっと私を盗み見た。 「行動が!」 「そう?」 今日は仕事帰りに美沙子のお気に入りのイタリアンのお店で食事。 着くなり美沙子は肩肘ついて私を見ていた。