「それならいいけど…

そういえば、来週の歓送迎会、出席するんでしょ?」


「うちの部署のチーフの歓送迎会だからね。

出席しなきゃ後々、怖い目見るよ。」


「言えてる。

嫌味な面では散々お世話になったよね。」



声を殺しながら笑いをこらえて。


だけど、そんな上司でも美沙子がいたから頑張ってついてこれた。