「由利。」 名前を呼ばれた瞬間現実に戻される。 「そ、そんな嫌ですよッ!!私先輩の事好きなんです!」 「あぁーそういう重いのも嫌なんだよね。 可愛いからって何でも通るとは限らないから。 じゃ、そういう事で。バイバイ☆」 一緒にいた3人の男子も気まずそうに教室を出て行く。 私は、ただただ止まらない涙を止めようとはせず夕やけに染まっていく教室で立ち尽くしていた。 「…うわぁぁぁぁぁんっ!!!」 状況をやっと理解した私は、ひたすら泣き続けた。