強くて鈍感な彼女?!




ピンポーン


「はーい」


由利のお母さんが返事をした。





ガチャ



「あら!梓ちゃん久しぶり〜!由利なら今部屋にいるわよ。えっと…後ろにいるのは…」



「由利と同じ中学だった高杉風太です。」



「あぁ!あの風太君ね。久しぶり!見ないうちにまた男らしくなったこと!」



「あ、ありがとうございます…。」



「僕は、由利さんと同じクラスの沖田颯斗と申します!」



「あらあら。元気のいい人ねぇ!由利を心配してくれてありがとうね。
上がっていいわよ。」



「「「おじゃまします」」」



俺らは、階段を上り先頭の如月が由利の部屋をノックする。


コンコン


「はーい」



「由利?梓だけど入るよー?」



「うん」