強くて鈍感な彼女?!



「如月も…」



「あぁ!風太も行くだろ?」



「……行く。」













ー放課後ー



「あれ?風太も?」



「そうなの〜!こいつがどうしても来たいって言うからさ!ダメ?」



「ううん!!ダメじゃないよ。由利も喜ぶと思う。」



俺は、颯斗を睨みながら如月に返事した。



「じゃあ、早速行くか。」



「うん!」




そして3人は、話をしながら学校を出た。



「そういえば、由利って何で休んじゃったのかなぁ?」



「そりゃ、颯斗が告ったからそのショックで…」



「えっ?!俺に告られた事がそんなに衝撃的(颯斗にとってはいい意味)だったの?!」



「ちげーよ。いい意味の方じゃねーし。」



「「あ」」



そんな2人が気付いた時、如月は10メートルほど後ろで呆然と立っていた。