…そんな事最初から分かってるってば。
俺が、再び動き出すと
「風太待って!!まだ話は終わっていない！」
俺は、購買のパンの為に聞く事にした。
「しかーし！バッサリとフラれたが俺は諦めないと決めた。だからこれからはどんどんアタックしていこうと思っている。以上ｯ！」
あぁ。
やっぱり聞き損したわ。
「…そんな事したらもっと嫌われるんじゃないか？」
「いや違うね！嫌よ嫌よも好きのうちって言うじゃん♪」
「由利の場合は完全に嫌ってるね。」
そんな俺の言葉など、聞こえなかった様で
「それで、今日お見舞いに行こうかと…」
「やめとけ。」
「梓ちゃんも行くって。」
