強くて鈍感な彼女?!



俺は、黙って席に着こうと歩き出した。












が、









「えっ?!ちょ、ちょっとなんでスルー?普通『えっ?!どうだった?』とか聞かない??」



…聞かなくったって分かるっつうの。



「別に人様の恋模様なんて気にならないね。」



「風太ァァァァ聞いてくれよぉ(泣)聞き損はないからッ!!」



「ったく!!朝からうるさい奴だな!聞くから昼に購買でパン買って来いよ。」



「なんでェェェ?!?…ぐっ!まぁ、しょうがない。聞いてくれよ。」



「あぁ」



「俺、フラれたみたい。」