そして俺は、なだめる様に自然と如月の頭に手を置いていた。 如月は、きょとんとした顔をして俺を見つめてきた。 その顔が可愛いすぎて、見ていられなくなりくしゃくしゃと頭を撫でた。 「うひゃあ!」 「アハハッ!何、その声!」 俺が笑うと、如月の顔がみるみる赤くなっていった。 「なっ///出したくて出した声じゃないもん!」 「分かってるってー」 「絶対分かってないよ!」 笑いあいながら、からかっているとすぐに如月ん家に着いた。