「行ってきます。」

青空 心夏 ‐アオゾラ ココナ‐中学校では、友達はいたが高校に入ってから

″地味″という理由で皆から避けられてる。

ポニーテールで中くらいのリボンを付けているのが特徴的。


「今日もいつもと変わらない一日か、、。」

心夏は大きく息をすった。
学校に来れば、いつも屋上で一休みしてから、教室に行く。

ふと、髪を触ってみると、
「あれっ??リボンが……ない。」

慌ててかばんやポケットに手を入れた。

「ない!!ない!なんでないの?! もしかして、玄関かな。」

急いで走って玄関に行った。
入学してから一回もリボンを落としたことがないから、余計に焦っていた。