「メールではあんな
大人みたいに言ったけど
本当はさやが‥
離れてく気がして‥」


それだけ言って
優夜はあたしの手を握る。


あたしは優夜を
力強く抱きしめた。


「離れないよ‥
あたしら親友でしょ?」