そんなある日 "成功したよ"と書かれた 手紙が届いた。 あたしは優夜に 電話をかける。 「もしもし」 明るい優夜の声がする。 「手紙みたよ! 本当に安心したっ!」 「もうすぐ帰るから」 その言葉がすごく 嬉しくて涙が溢れた。