あたしの恋



「優夜ね‥昔から
心臓の病気なの。」


お母さんが震えた声で
話を始めた。


「本当はバスケも
しちゃダメだったの。
運動は制限されてたから」


涙を堪えながら
あたしは優夜に近寄る。