お昼前にあたしは 病院へと向かった。 病院に着くと前に会った 時よりもすこし痩せた お母さんが待っていた。 病室に案内され 部屋に入った瞬間に 事の重大さに気付いた。 「優夜‥?」 ベッドには横たわる優夜。 話しかけても 返事はなかった。