「もしもし‥?」 寝惚けながら出る。 「さやちゃん‥?」 優夜のお母さんからだ。 「優夜ね‥入院するの」 いきなりの言葉に 頭が回らない。 「お見舞い‥これるかな?」 あたしは明日 病院に行くことを約束した。