「‥はい」


おそるおそる出た。


「さーーやーー!!!」


耳がキーンってなる。


「本当に本当に
心配したんだよー」


嬉しそうな声に
胸が苦しくなる。


「ごめんね‥」


泣きそうな声で
あたしは呟いた。