あたしの恋



ドーン‥ドドーン‥


まるでタイミングを
見計らったかのように
打ち上げ花火が上がる。


「タイミングいいね‥」


優夜が窓際にあたしを
引っ張りながら行く。


「きれい‥」


「うん‥きれい。」


優夜はあたしの手を握る。