あたしの恋



「わかってるよ。
だけど‥先輩の時みたいに
巻き込まれたくない。
ごたごたしたくないの‥」


これがあたしの
素直な気持ちだった。


「かずき‥しつこいしね。」


まなみがうつむき
タメ息をついた。


「今日告白するって
言ってたよね‥」


あたしは腰を下ろして
まなみをみつめる。