「おーっすジン、来たぞー」 ユコが、カウンターでタトゥー雑誌をめくってる男の子に声をかけた。 「おおユコ、来たんだ」 そう言って顔を上げたその男の子は、今まで見たユコの知り合いの中で、一番カッコよかった。