「あ、コイツ、東横線で会ったシロ、白田啓介です」

「ああ、アッシュ君ね」

「あ、髪ですか?」


アッシュが訊いてきた。


「そう」

「それ良いじゃんシロ。あだ名アッシュにすれば?」

「いやぃぃけど・・・でもさ、髪、変えられなくね?」