お父「まぁ座れ」

オレ「はぃ」

お父「今日な直哉のお父さんと会って来たんだ」

オレ「確か、交渉しにですよね」

お父「半分正解じゃ」

オレ「半分ですか?」

お父「そうだ・・・。詳しく話すると長くなるから、簡単に説明するぞ」

オレ「はぃ」

お父「直哉、お前は有子の事好きか?」

オレ「正直にいって、好きです」

お父「そうか。一目惚れか?」


オレ「恥ずかしながら」

お父「えんじゃえんじゃ。多分有子も直哉の事好きだと思うぞ。告白はするのか?」

オレ「したいです。でも、有子が過去を聞いてほしいって言われてます。それを聞いた後に告白しようと思ってます」

お父「直哉、やはり有子はお前の事好きだな。あいつが自分から過去を話という事はそれだけ信用されとるって事じゃ。有子の過去は、ナエミしか知らんのじゃ。だから多分あいつも過去を言ったら、お前に告白すると思うぞ」

オレ「そぅなんですか?嬉しいです」