ナミ「ぅん。お兄ちゃん」


ナミが抱きついてきた。可愛い。
ギュウ

オレ「おねぇちゃんを安心させようね。ナミ泣いてもいいんだよ」

ナミ「ぅん。うわぁぁぁぁぁん。うわぁぁぁぁん」

例えしっかりしててもやっぱりまだ子供。可愛いや。

オレ「よしよし」

タタタタタ
ガチャ

有子「何事?直哉、ナミ泣かした」
オレ「違うよ」

有子「じゃなんで?」

オレからナミが離れて

ナミ「ぢがうよ。私が勝手に泣いたの」

有子「そぅなの?ナミおいで」

ナミ「おねぇちゃん。わぁぁぁん」
有子「泣きたい時に泣かんとね」
有子が寂しいそうに、言った。
体が勝手に動いて、抱き締めていた。ギュウ

有子「えっ!!」

オレ「有子も泣きそうだよ」

有子「大丈夫だよ」ニコ

ちゃんと笑えてないけど・・・

オレ「後でちゃんと話聞くから、全部吐きな」

有子「でも、迷惑かかるんじゃ」
オレ「大丈夫だよ」

有子「ありがと」

オレ「どぅいたしまして。てか有子何しにきたの?」

有子「あっご飯出来たんだった」
ナミ「じゃ食べよ。お兄ちゃんも行こ」

有子「お兄ちゃん?」

オレ「なんかそう呼ばれる」

有子「良かったね」ニコ

オレ「おぅ」